| イン ザ・ミソスープ |
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| 著者 村上龍
今、個人的に村上龍ブーム いつもマイナーな本ばっかり読んでいるからたまにはメジャーなものを読まないとね。
外国人に夜の街を紹介するアテンダントのケンジが主人公。 年の瀬にフランクという名前のアメリカ人に雇われることからすべては始まる。
ようするにキャラクター小説なんだけどね。 フランクという人物の不可思議さをいろいろな手法で表現する。 ただ、物語を作者が計算して作ったというよりキャラクターが勝手に物語を織り成してしまったような、力強い牽引力を感じます。 「勢い」とでも言うべきなんだろうか。
結局のところタブーは触れないからタブーであって触れようと思えばすぐそばに転がり落ちている。 ただ、日本人は落ちているということに気づいていても見ない振りばかりしているから社会が歪んでいく。 そんな感じのことを表現したかったのかな? と個人解釈。 フランクは日本人じゃないからそんなタブーを見つけると子供みたいに大声を上げて「ここにタブーがあるよ!」とさけぶ。 それはある種の子供らしい純粋さで子供らしい恐ろしさで。 だから、「良識ある」日本人からみるとフランクはとても恐ろしく、その存在自体がタブーであるとみなす。
俺はそういう世界を見たわけでも経験したわけでもないから良くわからないけどね。 悪いことを悪いと声高に言えることは正義でもなんでもないと俺は思うよ。
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4月4日(月)20:14 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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| 僕らは虚空に夜を視る |
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| 著者 上遠野浩平 ブギーポップシリーズを知っている人ならこの人にピンと来るはず。 ブギーポップを知らない人はひとつだけでも読むことをお奨めします。 この本はブギーとは異なる虚空牙シリーズ。 「冥王と獣のダンス」なんかを読むとちょっと( ̄ー ̄)ニヤリと出来ます。 SFらしいSF作品は実はあんまり読んだことがないんだけど、なかなかの王道を進んでいるのではないかと。 よくある「宇宙帝国軍」V.S「連邦」のような戦記物のイメージではないがナックボールを使った王道。 SFなんだからこそ自分たちの常識の理解の外にある感覚で読むのがミソ。
ただ、最強という言葉の定義に入れるには彼は最強と呼ぶに遠い気がする。
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3月27日(日)22:15 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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| ホーリィの手記 1~6 |
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| 某カードゲームデザイナーの加藤ヒロノリが書いた本。 カードゲームには往々にして空白を埋めるためのテキストがあるわけです。 空白いっぱいにそのカードの効果を書き連ねることもあれば何にも効果が無いカードもあるからね。 そのテキストをフラーバーテキストっていうんだけど昔はそのカードに即したとりとめもない内容ばかりだったわけだ。 しかし加藤ヒロノリはそのカードゲームにて全てのフレーバーテキストに関連性を持たせたために断片的に読み取れる物語と形が変化。 プレイヤーはそれを見て興味津々「本は無いのか?」とそれなりに要望が出たために本を書いてみたといういきさつ。
ただ、もともとゲームデザイナーであって、テキストエディターではないので内容はアマチュアレベル。 それでもまがりなりにクリエイター集団SNEの一人なのでそこそこ形らしい形にはしたという印象。 本格的なファンタジーには程遠く、中途半端な知識と妄想力をかき混ぜながらこねくり回した結果がこれ。 小学生向けの本だと思って読むと精神的負担が少ないかと。
某カードゲームを知らない人は読まないほうがよさげ。 ところどころで「ああ、あのカードに書かれていたのはこのことか」と楽しむために非常にコアな本だといっていいかと。
さて、某カードゲームの正体がわかったかな?
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3月27日(日)18:51 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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| センゴク |
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| なにやら妙にアクセス数が多くなっていますが何故でしょう?
たまには重火器とは関係ない漫画を読みたくなったのでひとつ。 著者 宮下英樹 ヤンマガ出連載中らしいです。 某本屋では一巻だけが見本として読むことが出来ます。 そこで立ち読みをして非常に気に入ったために4冊纏め買いしてしまいました。 古本屋を探せばあるかな?とおもったら意外と最近の本でした。 内容はセンゴクと呼ばれる武士を主役として群雄割拠の戦国時代を描く。 典型的な戦国物ではあるんだけどね。 なによりも主人公の大馬鹿っぷりに好感が持てます。 鼻水を垂れ流しながら何にもできないようなだめな場という意味ではなく、純粋に人を惹きつけてやまない馬鹿です。 そして、やるときはしっかりやる。 主人公はやっぱりこうでなくちゃね。
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3月26日(土)00:47 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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| リリアとトレイズ |
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| 著者 時雨沢恵一 キノの旅の人
アリソンの続編。 アリソンの娘のお話。 アリソンシリーズのイメージをわかりやすく言うとスタジオジブリの名作映画ラピュタ。 ボーイミーツガールでアドベンチャー。 ドキドキハラハラ。 やけにカタカナが多いな・・・。
時雨沢作品は語り口がえらく淡白なのが特徴。 淡白なくせにいい具合にユーモアが混ざっているので小気味いい調子になります。 母親ほどの破天荒さは無いけど力強いリリア。 ヴィルとは異なる個性を持ちながら既視感を覚えずにはいられないトレイズ。 そのためリニューアルというよりマイナーチェンジといったほうが近いかも。 内容はアリソンシリーズの沿ったものなので十分満足できるかと。
ヴィルもずいぶんと大人になってしまって・・・。
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3月14日(月)22:29 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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