| イン ザ・ミソスープ |
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| 著者 村上龍
今、個人的に村上龍ブーム いつもマイナーな本ばっかり読んでいるからたまにはメジャーなものを読まないとね。
外国人に夜の街を紹介するアテンダントのケンジが主人公。 年の瀬にフランクという名前のアメリカ人に雇われることからすべては始まる。
ようするにキャラクター小説なんだけどね。 フランクという人物の不可思議さをいろいろな手法で表現する。 ただ、物語を作者が計算して作ったというよりキャラクターが勝手に物語を織り成してしまったような、力強い牽引力を感じます。 「勢い」とでも言うべきなんだろうか。
結局のところタブーは触れないからタブーであって触れようと思えばすぐそばに転がり落ちている。 ただ、日本人は落ちているということに気づいていても見ない振りばかりしているから社会が歪んでいく。 そんな感じのことを表現したかったのかな? と個人解釈。 フランクは日本人じゃないからそんなタブーを見つけると子供みたいに大声を上げて「ここにタブーがあるよ!」とさけぶ。 それはある種の子供らしい純粋さで子供らしい恐ろしさで。 だから、「良識ある」日本人からみるとフランクはとても恐ろしく、その存在自体がタブーであるとみなす。
俺はそういう世界を見たわけでも経験したわけでもないから良くわからないけどね。 悪いことを悪いと声高に言えることは正義でもなんでもないと俺は思うよ。
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4月4日(月)20:14 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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