| マルドゥック・スクランブル |
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| 著者 漢字が見つからずに検索しなければならない 冲方丁
個人的に冲方丁の書く文章は非常に重厚で丹念に煮込まれたおいしいシチューのような印象を持っています。 ストーリーそのものよりも非常に優れた文章能力。 そんな冲方丁が本当に上質なストーリをつむいだらどうなるか。 これはもうよだれものです。 圧縮、燃焼、排気の全三巻 全ての旨味を飲み込んで圧縮し、 一気に燃焼、一気に加速 排気されたのは残りかすではなくそれそのものが生産された事象である。
とくにメイン部分となっているカジノがすごい。 ぐいぐい引き寄せられます。 途中で読むのをやめる? そんな選択肢はどこにもありません。 終わりを見るまで読むことをとめることができるはずがありません。 とにかくハイパワーにハイスペック。 火薬の爆発力の比ではないです。
冲方丁の文章はその重厚さゆえに込み軽さを含みにくい印象だったのですがむしろそのハードさを逆手に取ったコミカルさでささやかな清涼感をうみだして適度に緩急をつけているのは見事。
本気でお勧めできる本。 読め!
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11月2日(水)02:18 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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| キノの旅Ⅸ |
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| 著者 時雨沢恵一
いわずと知れた有名なライトノベル。 内容は当然秘密(笑
・・・あとがきが!あとがきが! 本の内容は当然十分納得できるだけのクオリティ でもあとがきが・・・あとがきが・・・。
何が一番驚いたかって、そりゃ後書きが、後書きが・・・
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10月21日(金)20:59 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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| ホラーアンソロジー 悪夢制御装置 |
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| ぶっちゃけ、乙一が参加しているというだけで購入した本 複数の作家がそれぞれホラーをテーマに短編(中篇?)を書き下ろした本
二人遊び 著者 篠田真由美
どの変がホラーなのかわからないが、言いたい事はなんとなくわかります。 なんとなくはわかるが、結局よくわからんような気もします。 人が死ねばホラーなのか? 妄想が突っ走ったらホラーなのはなんとなく理解できるがちょっとそれと外れている気もするし・・・ んー。何を意図してホラーと定義しているのかよくわかりません。
闇の羽音 著者 岡本賢一 前述の『二人遊び』と違って、とてもわかりやすいホラー。 未知の化け物がいて逃げ惑うモンスターパニック モチーフはたぶんベルゼブブの使徒だと思われます。
ラベンダー・サマー 瀬川ことび 甘酸っぱく、ちょっと微笑ましいホラー。 ・・・間違った事を言っているわけではないのだが言葉としておかしい気がする。 言葉の端々に含まれるさりげない雰囲気が全体的にホラーをホラーとして捕らえないようにしている気がします。 なかなか見事の手腕。 この人の作風がそういうものなのかもしれないけどね。
階段 乙一 階段と階段を引っ掛けたのか?と思ったがそうではないみたい。 無知だけど無知ではない子供を書かせたら右に出るものはいない乙一。 カザリとヨーコとかsevenroomsとか幼い子供がとにかく上手。 子供の一人称による視点で恐怖が語られるので非常に緊迫感があります。 お見事。
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10月17日(月)00:55 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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| お兄ちゃんはプログラマ |
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| 著者 藤山哲人
研究室の先生がどこからともなく買ってきた本。 「萌えるSE業界ノベルズ」 らしいです。 まあ、その、なんというか・・・ 最近の「もえたん」に代表されるような美少女キャラクターで媚びを売りまくって儲けようという目論見がみえみえです。 大の社会人がそろいもそろって中学生に悶えるのはどうかと・・・。 というか、一部犯罪すれすれでは?
でも、媚びを売る部分のぞけば結構普通。 SEを目指す人には結構ためになる内容。 仕様書の重要性だとか再確認。 なんとなくUMLとか勉強してたけど、たしかにこれは必要だ。 単純な構文ミスとは違う再現性の低いバグだとか、しっておいて損はないです。
内容が当然のごとく専門性が高い話なので注釈がたくさん付いているのですが、コンピュータ関連の注釈よりもオタク要素に関する注釈のほうが多い気が・・・
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10月3日(月)21:33 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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| night head 1 |
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| ちょっと古い本かな。 著者 飯田譲治
強力すぎる超能力者の苦悩を前面に押し出したサスペンス。 時間がなかったので全4巻のうちの1巻だけ。 とにかくもうどろどろどろどろ・・・・。 弱気な美少年+強気で力強い美形お兄さん。
こりゃあ、その系統の腐女子にはたまらん組み合わせです(笑
不自然な印象はあるけど、心理描写をわかりやすく書き連ねているのでそれなりに感情移入しやすい? 少年漫画にありがちな超能力バトルよりか、それを利用して事件を解決するような展開の方が個性的なので好みなんですが、あまりに能力に偏ってしまうとトンデモ話になってしらけ気味になりがち。 そのあたりのさじ加減がなかなか難しい物です。 この本はかろうじてそのラインを踏みとどまっている印象。
自意識過剰で狂った女の心理描写がそうとうはじけてて面白かった。 紫が紫が!
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9月29日(木)00:43 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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