| 天帝妖狐 |
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| 著者 乙一
乙一といえばホラーか、せつなさの達人か。 とりあえずこの本はホラ-寄りのお話。 表題の「天帝妖狐」よりも「A MASKED BALL」のほうがお勧め。 BBSを使った題材があふれる中でそのアナログシステムのトイレのいたずら書きを題材にしたお話。 閉鎖的なネットサイトでのBBSに置き換えても十分通じるんだけどトイレのいたずら書きだからこそどこか身近な感じがして引き込まれます。 ホラーなのに恐怖よりも話の先が読みたいという気持ちのほうがずっと強くなります。 非常に面白いお話。
「天帝妖狐」は「A MASKED~」に比べるとちょっと力不足。 体が奪われていく恐怖。 人でなくなる恐怖。 人を傷つける恐怖。 見事なもんだけど、最後の締め方にもこれといってひきつけるようなものを感じられなかったので、ちょっと残念。 物足りない。 単純に乙一作品はレベルが高いから高級食嗜好になってしまっただけかもしれないけどね。
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10月27日(水)18:29 | コメント(0) | 本のお話 | 管理
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